違約金がかからない方法がある? フレッツ光を解約する方法と注意点【難易度:ふつう】
2018/04/20
- フレッツ光を解約したいけど方法がわからない
- フレッツ光を解約すると違約金がかかるか知りたい
- フレッツ光の違約金がかからない方法がないか知りたい
フレッツ光とは
FLET’S光はNTT東西の光回線サービスです
フレッツ光 は、NTT東日本とNTT西日本が提供する光ファイバーサービスです。
フレッツ光には、主に戸建てを対象にした ファミリータイプと、集合住宅を対象にしたマンションタイプがあります。
どのタイプを選んでも、インターネットに接続するためには、フレッツ光の契約に合わせてプロバイダの契約が必要です。
フレッツ光と光コラボは違います
最近では、プロバイダとフレッツ光の契約が1本になった光コラボという契約が主流になっています。
ちょっとややこしいのですが、光コラボとフレッツ光は全く別のサービスです。
物理的な光回線そのものはフレッツ光も光コラボも同じものなのですが、フレッツ光はNTT東日本、NTT西日本との契約になりますが、「光コラボ」はNTT東日本やNTT西日本との契約はなく、光コラボ対応プロバイダが窓口になります。
フレッツ光の解約するときの連絡先は
フレッツの解約はNTTに連絡する必要があります
NTT東日本やNTT西日本のフレッツ光を利用していて、引っ越しなどですべて解約する時には、NTTに連絡する必要があります。
プロバイダーでは、プロバイダ契約の解約しか受付してもらえませんし、NTT東日本/NTT西日本ではフレッツ光の解約しか受付してもらえません。
NTTに連絡するときには、お客様番号や申し込みした電話番号などをあらかじめ準備しておくとスムーズです。
NTTへの連絡を忘れると使っていなくても料金がかかり続けます
NTT東日本・NTT西日本の「フレッツ」サービス等(フレッツ・ISDN , フレッツ・ADSL , Bフレッツ , フレッツ光プレミアム , フレッツ光ネクスト等)回線の廃止(解約)は、NTT東日本、NTT西日本への連絡が必要です。
なお、プロバイダだけを解約して、フレッツ光の手続きを忘れた場合には、インターネットにはつながらないのに、フレッツ光は継続利用となります。
実際には使っていなくても、NTT東日本・NTT西日本から、回線料金が請求され続けることになりますので注意しましょう。
解約時にお金がかかるケースが多いです
最低利用期間がある割引キャンペーンが適用されている場合は違約金がかかります
最低利用期間が設定されている、月額料金の割引キャンペーンを適用して開通した場合、解約の際に違約金を請求される場合があります。
NTT東日本エリアの場合は、にねん割やギガ推し割引、NTT西日本エリアの場合は、どーんと割&光もっともっと割などが最低利用期間がある割引サービスです。
これらの割引サービスを利用している場合は、月額料金が割引になるというメリットがありますが、契約更新月以外に解約すると、違約金がかかる仕組みになっています。
割引や分割払いになっている初期工事費は精算が必要です
最低利用期間が設定されている、初期工事費の割引キャンペーンを適用して申し込みしている場合、解約の際に違約金がかかる場合があります。
また、契約時期によっては、初期工事費が1,050円/月×24回の分割払いとなっているケースがあります。
この場合、分割払いの途中で解約すると 1050円×残回数の金額を一括支払いする必要があります。
これらの割引サービスを利用している場合は、最初の工事費が無料になるというメリットがありますが、契約更新月以外に解約すると、違約金がかかる仕組みになっています。
違約金がかからない方法はないの
契約更新月や最低利用期間など解約のタイミングに注意すれば違約金はかかりません
キャンペーンなどで契約した場合には、違約金がかかる条件が決まっています。
多くの場合は、2年に1月の間隔で解約すれば違約金が0円になるとか、2年以上利用すれば違約金が無料になるといった条件になっています。
無料で解約できるタイミングが必ずあるので、特に解約を急いでいない場合は、そこまで待って解約すると無駄な違約金を払わずに済みます。
エリア内の引っ越しの場合は解約ではなく光回線を移転すれば違約金はかかりません
引っ越しなどで解約を検討している場合、引っ越し先でも光回線を利用するなら、光回線の移転も検討してみましょう。
解約して、引っ越し先で新たに申し込むと思いがちですが、フレッツ光を移転するというウラ技があります。
移転ができるのは、NTT東日本、NTT西日本それぞれのサービスエリア内だけで、工事費がかかるケースもあります。
移転ができれば、契約期間はそのまま引き継がれるので、違約金が発生することはありません。
引っ越しで解約する場合でも違約金がかからないケースがあります
以下のようなケースでは、フレッツ光のサービスが継続提供できないため、解約しても違約金が支払い不要になったり、減額されたりする場合があります。
- NTT東日本エリアからNTT西日本エリアへ引っ越す場合
- NTT西日本エリアからNTT東日本エリアに引っ越す場合
- NTT東日本エリアでフレッツ光提供エリア外に引っ越す場合
- NTT西日本エリアでフレッツ光提供エリア外に引っ越す場合
- 海外に引っ越す場合
まずはNTT東日本、NTT西日本の窓口に相談してみましょう。
フレッツ光を解約するときの注意点
光ファイバーの撤去工事や機器の返却が必要です
フレッツ光を解約する場合、建物の状態によっては光ファイバーや光コンセントなどの撤去工事が必要な場合があります。
工事の際には立ち合いが必要なので、日程の調整が必要です。
賃貸住宅などで、光コンセントや光ファイバーが標準装備されている建物の場合は、ONUやルータなどを指定住所に返送するだけで、工事不要の場合もあります。
回線終端装置やWiFiアクセスポイントなどを、NTTからレンタルしている場合、返送を忘れると違約金が請求されますので、気を付けましょう。
フレッツ光メンバーズクラブポイントに注意が必要です
フレッツ光メンバーズクラブのポイントは、解約と同時に失効してしまいます。
知らないうちに意外とたまってるので、ポイントが残っている場合には、解約前に使っておきましょう。
光コラボへ移行する場合は解約手続きは不要です
光ファイバーはそのままで、光コラボへ移行する手続きは、転用と呼ばれますが、この場合解約手続きは不要です。
NTT東日本・NTT西日本から取得した転用承諾番号を使用して、光コラボへ転用すると、フレッツ光の契約は自動解約されるため、手続きの必要はありません。