携帯電話の2年縛り 見直しへ?
2018/03/27
2年縛りの見直しとは
解約ルールの見直しが検討されています
総務省が携帯電話解約ルール見直しを議論する会議を設けるとの報道がありました。
会議は2015年5月に設置され、2015年9月をめどに方針を決めるようです。
何が議論されるか
大手携帯電話会社は、携帯電話やスマホ・タブレットの契約をする際に、2年の契約をすることを前提にした割引を提供しています。
現在は、この2年契約のプランが主流になっていますが、この契約では「2年経過後は、再び2年契約で自動延長される仕組み」になっています。2年契約が延長されると、解約するために違約金がかかるわけです。
自動延長を希望しない場合には、2年経過後の1か月間の間に解約しなくてはいけません。
この期間は通称「更新月」とよばれていて、「更新月」には違約金なく解約できますが、その1ヶ月を逃すと、2年契約が延長され、解約するために1万円前後の違約金がかかる というわけです。
だれもが、更新月を意識しているわけではないので、事実上「好きなタイミングで解約できないように制限されている仕組み」だといえるでしょう。
2年縛りがなくなるの?
今回の会議では、「2年契約後の自動更新をなくす」「更新月を2ヶ月以上にする」などの案がでているようです。