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乗らなくなった 原付バイク の 自賠責保険 を解約する方法 【難易度 : ふつう】

   

»こんな人におすすめの情報です

  1. 原付バイクの自賠責保険を解約する方法を具体的に知りたい
  2. 自賠責を解約すると払った保険料が返金されるのか知りたい
  3. 原付バイクを廃車にしたときの自賠責保険をどうすればいいのかわからない

自賠責保険とは

自動車賠償責任保険は法律で加入が義務付けられている保険です

自賠責保険 (じばいせきほけん) は、交通事故の被害者を救済するための基本的な対人賠償を目的とした保険です。

自賠責や、強制保険などとよばれていますが、正式名称は、自動車賠償責任保険 です。

自賠責保険は、すべての自動車にたいして、法律で加入が義務付けられています。

加入対象の自動車には、原動機付自転車、いわゆる50ccバイクも含まれていて、自賠責保険に加入しないと運転することはできません。

原付バイクの場合、ナンバープレートに四角いステッカーを貼り付けることになっています。

自賠責保険は保険代理店のほかコンビニやネットでも加入できます

自賠責保険は、車やバイクを購入した時や車検の時に、ディーラーや整備工場などを通じて加入するケースがほとんどです。

原付バイクの場合も、同じで、購入したお店で加入する場合がほとんどですが、更新のときが違います。

原付には車検がないため、自賠責の期限が切れた時には、自分で継続して加入しなくてはいけません。

そのため、250cc以下のバイクと原付については、全国の郵便局やコンビニでも自賠責の加入手続きができます。

また、250cc以下なら、インターネットで自賠責の加入ができる保険会社もあります。

自賠責保険の保険料や補償金額は、どこの保険会社で入っても変わりありませんので、便利な方法で加入するのがオススメです。

自賠責保険の解約できる条件は

保険対象の原付を廃車や一時抹消する場合には解約できます

古くなって走らない原付を放置していると、毎年4月1日時点で軽自動車税の課税対象になってしまいます。

不要になった原付バイクは、廃車の手続きをすることで、軽自動車税を払わなくてよくなります。

不要になった原付を廃車にした場合や、一時抹消した場合は、自賠責保険も解約することができます。

契約期間が残っている自賠責は解約できます

自賠責の契約期間がどれだけ残っているか確認しましょう。

バイクのボックス等に保管されている 自賠責保険証明書 に、保険の期間が記載されています。

基本的には、残っている保険期間が長いほど、戻ってくる金額は多くなる仕組みです。

自賠責保険の解約方法は

まずは役所で原付バイクの廃車手続きをしましょう

原付バイクの廃車は、ナンバープレートに書かれている自治体の窓口で行うことができます。

役所の窓口に、廃車のための必要書類と、外したナンバープレート、印鑑を提出すると、廃車証明書がもらえます。

ナンバープレートに貼ってある自賠責のステッカーは、自賠責の解約手続きで必要なので、はがしてから提出しましょう。

この廃車証明書は、役所によって様式が違います。

軽自動車税廃車申告受付書や、標識交付証明書(返納)、標識返納証明書など、名前は様々ですが、標識番号や車台番号などが書かれているはずです。

自賠責保険の解約に必要なので、大切に保管しましょう。

自賠責の解約に必要な書類を揃えましょう

廃車の手続きが終わったら、自賠責の解約に必要なもの揃えましょう。

原付の場合は、以下のような書類が必要ですが、特に難しいものはありません。

  • 自賠責保険証明書
  • 契約者の印鑑
  • 振込先の銀行口座番号
  • 契約者の本人確認書類( 運転免許証など)
  • 保険標章(ナンバープレートに貼ってあるステッカー)
  • 廃車したことを証明する書類

必要書類は保険会社の窓口から指示があるので、よく確認しましょう。

保険会社に解約の連絡をしましょう

役所で廃車証明書がもらえ、必要書類が揃ったら自賠責保険の解約手続きをすることができます。

自賠責保険証明書に、保険会社の連絡先が書かれているので、電話で連絡をしましょう。

契約や解約に関するお問い合わせ窓口などと書かれていると思います。

間違っても、事故の連絡窓口に電話しないようにしましょう。

保険代理店の連絡先が書かれている場合もありますが、解約の手続きは保険会社に直接電話しましょう。

なにも問題がなければ、保険会社から解約の書類が送られてくるので、必要事項を記入して返送すれば解約手続きは終了です。

後日、残りの月数に応じて計算された保険料が口座への振込で返金されます。

自賠責を解約するときの注意点

もどってくる金額は意外と少ないです

自賠責保険は、保険の期間がどれだけ残っているかによって、返金される保険料が変わります。

また、払った保険料を月割りした金額が返金されるわけではありません。

期間が数ヶ月の場合は、戻ってくる保険料が少なくなりますし、残り期間が1ヶ月を切ると返金はありません。

手間と返金される金額のバランスを見て検討するのが良いでしょう。

ネットやコンビニでは解約できません

自賠責の加入は、インターネットやコンビニで簡単にできますが、解約手続きは保険会社への電話と郵送の手続きになります。

インターネットや、コンビニや郵便局での解約手続きはできないので注意しましょう。

車両の入れ替えや名義変更もできます

原付バイクを買い換える時に、古いバイクの自賠責保険が残っている場合、新しいバイクに契約を引き継ぐことができます。

また、中古の原付を購入する時に、自賠責がついている場合は、保険の名義を変更して、契約をそのまま引き継ぐこともできます。

販売店で手続きをやってくれるケースもあるので、確認しておきましょう。

買取業者に依頼する場合は自賠責のチェックもわすれずに

乗らなくなった原付を、買取業者に依頼して引き取ってもらうこともできます。

買い取りしてもらったほうが値段がつくケースもありますので、検討してみる価値はあるでしょう。

買取専門業者に買取や処分を依頼する場合、廃車や名義変更の手続きも業者に依頼することになります。

自賠責の保険期間が残っている場合は、保険の返金額が、買取金額の見積に含まれているかを確認しておきましょう。

信頼できる業者なら、残額を見積金額に上乗せして計算してくれるはずなので、買取業者を比較するひとつの基準にもなると思います。

国土交通省自賠責保険ポータル
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/
お願い
記載されている内容は調査当時のものです。必ずしも最新の情報とは限りませんので、契約内容や手続きについての詳細はご自身で直接ご確認ください。

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