【ATM有料化】新生銀行の銀行口座を解約する方法 【かんたん】
- 新生銀行の口座を解約する方法がわからない
- 新生銀行の口座の解約に必要なものを知りたい
- 新生銀行の口座を解約するとき残高がどうなるか知りたい
新生銀行を解約するには
新生銀行の口座は電話で解約できます
新生銀行の口座は、コールセンターの新生パワーコールへの電話で解約できます。
口座解約の手続き自体は簡単ですが、残高がある場合とない場合で、手続の方法やかかる手数料が違うので、これから順番に解説していきます。
新生銀行とは
新生銀行は東京都に本店をおく普通銀行です
新生銀行(しんせいぎんこう)は、東京都に本店をおき、全国に支店を展開している普通銀行です。
旧日本長期信用銀行が前身で、新生銀行に名称を変更しました。
円預金や外貨預金などを一つの口座で管理でき、取引に応じてTポイントもたまる、総合口座「パワープレックス」が人気です。
新生ステップアッププログラム改正でATM手数料が基本有料になりました
2018年10月に改正され、これまでは何度利用しても無料だったコンビニATMなど提携ATMの利用手数料が、基本有料となりました。
ATM手数料が無料になるのは、新生ステップアッププログラムのランクが、新生プラチナや新生ゴールドの場合のみの特典になり、基本となる新生スタンダードの場合は、初回から1回あたり108円(税込)の手数料がかかります。
手数料がかかるのは提携ATMが対象なので、新生銀行の支店に設置されているATMを使えばいいと思ってしまいますが、新生銀行の営業店に設置されているのは、セブン銀行のATMです。
そのため、新生スタンダードの場合は、手数料無料でATMから出金する方法はありません。
毎月の口座維持手数料がかかる予定はありません
いまのところ、新生銀行で、毎月の口座維持手数料がかかるようになる計画はありません。
しかし、都市銀行を中心に、毎月の口座維持手数料がかかるようにサービスを変更するという報道がされています。
長く続く低金利で、銀行の収益は悪化しており、提携ATM手数料の有料化に続いて、口座維持手数料が請求されるようになるのは時間の問題かもしれません。
いまのところ、毎月の口座維持手数料がかかることはありませんが、利用頻度が低いのであれば、この機会に取引銀行を変更して、新生銀行の口座を解約するというのも一つの方法です。
新生銀行の口座を解約する方法
口座残高を確認してゼロ円にしておきましょう
新生銀行の口座「パワーフレックス」を解約する場合には、口座の残高を0円にしましょう。
まず、インターネットバンキングや提携ATMで、口座の残高がいくら残っているかを確認しましょう。
残高がのこっていた場合は、他銀行の自分の口座あてに全額を振り込んで、残高を0円にしておきましょう。
なお、新生ステップアッププログラムの特典で、最低ランクの新生スタンダードでも振込手数料は月1回無料になります。
今月の振込手数料無料回数が残っている場合は、無料で振込することができます。
残高が0円になったらコールセンターへの電話で解約できます
新生銀行の口座残高が0円の場合は、新生銀行のコールセンター新生パワーコールに電話をかけると解約手続きができます。
新生銀行コールセンターの電話番号は 0120-456-007 で、受付時間は、毎日 8:00~21:00です。
解約の手続きには、キャッシュカードに記載されている口座番号と、4桁の暗証番号が必要です。
新生パワーコールに電話をかける前に準備しておきましょう。
なお、普通預金以外の利用状況によっては、支店での手続きや、書面の郵送での解約手続きになる場合もあります。
新生銀行の口座を解約するときの注意点
口座残高が残っている状態で解約すると電話で解約できず手数料もかかります
新生銀行の口座残高がのこっている場合でも、解約手続きは可能です。
ただし、残高が1円でも残っている場合は、郵送での解約手続きになります。
新生銀行のコールセンターに電話をかけて、口座解約の手続き書類を入手し、記入して返送する必要があります。
また、口座に残ってる残高は、指定した口座に振り込んでもらえますが、617円の振込手数料が差し引かれます。
面倒な上に手数料もかかるので、可能な限り残高をゼロ円にしてから、解約の手続きをしたほうがいいでしょう。
給与などの振込先口座の変更手続きをわすれないようにしましょう
お給料などの受け取り口座が新生銀行になっている場合、解約してしまうと受け取ることができなくなります。
給与振込口座の変更を勤務先に申請してから、新生銀行の口座解約の手続きをしましょう。
また、給与以外にも、国や自治体からの手当や、年金などの受取先に指定している場合も、変更の手続きを忘れないようにしておきましょう。
公共料金などの引き落とし口座を変更しておきましょう
電気、ガス、水道などの公共料金や、税金、国民年金保険料、家賃やNHK受信料などを口座引き落としにしている場合は、変更の手続きをしておきましょう。
口座引落がされないと、振込用紙による振込になったり、延滞利息がかかってしまったりすることがあります。
変更されるまでには、数週間かかるケースが多いので、早めに変更の手続きをしておきましょう。
新生銀行を解約しない方法も
新生ステップアッププログラムのランクが上がればATM手数料が無料になります
提携ATM手数料が有料になるのは、新生ステップアッププログラムが、基本のランクであるスタンダードの場合のみです。
新生ステップアッププログラムのランクが、新生ゴールドや新生プラチナの場合は、提携ATMの手数料は引き続き無料になります。
新生銀行のサービスは気に入っていて、特に解約するまでもない場合には、新生ゴールドの達成条件を満たすことで、ATM手数料を無料にすることができます。
新生ゴールドを達成するには、いくつかの条件があり、どれか一つを達成していればOKです。
- 積立を利用する
- 円預金の残高を100万円以上に増やす
- 投資信託や外貨預金の残高を増やす
- 新生アプラスゴールド(クレジットカード)の利用
- プリペイドカード GAICA へのチャージ
最も達成のハードルが低いのは、プリペイドカードGAICAへのチャージでしょう。
新生銀行グループのカード会社であるアプラスが発行する、外貨対応プリペイドカードが、GAICA(Flex機能付き)です。
審査不要で持てる GAICA(フレックス機能付き)に、日本円で10,000円以上、または、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、いずれかの通貨で80基本通貨以上(例えば、米ドルなら80ドル以上)をチャージすれば、新生ゴールドを達成できます。
他行の場合は、給与振込口座への指定や住宅ローンの利用など、達成ハードルが高い条件がありますが、新生銀行の場合は、サービスをもっと利用することで、ATM手数料が無料にすることができます。
解約してしまう前に、本当に使えるサービスがないかチェックしてみることをおすすめします。
http://www.shinseibank.com/