楽天銀行の個人口座を解約する方法【かんたん】
2019/08/12
【こんな あなた におすすめ】
- 楽天銀行の口座を利用しなくなったので解約する方法が知りたい
- 楽天銀行口座の残金を移動する方法が知りたい
- 楽天銀行を解約するデメリットがないか知りたい
楽天銀行の個人口座を解約(退会)する方法
楽天銀行では、退会ではなく「解約」と呼んでいます。
以下の手順で解約ができます。
(1)本人名義の「他行口座」を登録する
(2)楽天銀行公式HPまたは電話で解約する
詳しく解説していきます。
(1)楽天銀行公式HPで本人名義の他行口座を登録する
最初にPCから楽天銀行公式HPにアクセスします。次にユーザーIDとログインパスワードで、ログインしましょう。
PCを持っていない場合は、携帯からでも大丈夫です。楽天銀行HPにアクセスし、PC版のページに切り替えて表示しましょう。
解約前に本人名義の他行口座を登録するのは、楽天銀行の口座残高をそちらへ振り替えるためです。
また、他行口座を登録していない状態では、解約することができないシステムになっています。他行口座を登録しないまま口座解約しようとすると、「本人名義他行口座が指定されていないためお取引できません」と画面上に表示されます。これは口座残高が0円の場合でも同じです。
他行口座の登録方法は下記の通りです。
1.「振込支払」タブを選択
2.「振込先口座の登録/削除」へ進む
3.「他の金融機関口座(本人名義)を新規登録する」を選択
4.必要情報を入力して登録完了
注意:ゆうちょ銀行も他行新規登録が必要!
ゆうちょ銀行の場合も「他の金融機関口座(本人名義)を新規登録する」へ進み、登録が必要です。
取引のため、すでにゆうちょ銀行口座を楽天銀行HP内で登録していた場合も同じです。解約時には「他の金融機関口座(本人名義)を新規登録する」作業が必須です。
「振込先口座の登録/削除」へ進むと、「ゆうちょ銀行宛て(本人名義)を新規登録する」項目がページ内に表示されますが、解約時に必要な口座登録はそちらとは別です。くれぐれも間違えないように注意してください。
ただし、ゆうちょ銀行の「一般振替口座」は対象外になります。本人名義のゆうちょ銀行通常貯金口座(総合口座を含む)が対象になりますので、覚えておきましょう。
ポイント:残高から振込手数料を差し引いた額が残る
楽天銀行の口座を解約すると、残高から振込手数料を差し引いた金額が他行本人名義口座に振り込まれます。
口座残高の金額そのままが、手元に残るわけではないので注意しましょう。
(2)楽天銀行公式HPまたは電話で口座解約できます
楽天銀行公式HPからの口座解約は以下の通りです。
1.楽天銀行HPにログイン
2.右上の「登録情報の変更」を選択
3.下の「口座解約」を選択
4.暗証番号(4桁~12桁半角数字)を入力
5.最後に「解約実行」ボタンを押して完了
PCもスマホも手元にない場合は、楽天銀行カスタマーセンターに電話すると、口座解約の手続きができます。合わせて、楽天のクレジット機能付きキャッシュカードを退会希望の場合も、カスタマーセンターに電話する必要があります。
楽天銀行カスタマーセンターは、0570-03-0036または03-6832-2275に電話します。いずれも通話料有料です。営業時間は、月曜日~金曜日の9:00 ~17:00で、土日祝日や12/31~1/3の年末年始はお休みとなっています。
電話すると、最初に自動音声が流れます。問い合わせ内容で割り振られた「番号と♯」を選択します。口座の開設または解約について「1♯」→口座の解約について「3♯」と入力し、進みましょう。
また、あらかじめ支店番号(3桁)・口座番号(7桁)・暗証番号(4桁~12桁)が分かる書類を用意していると、スムーズに手続きできます。オペレーターに電話が繋がれば、それらの会員情報で本人確認し、主な解約理由を伝えましょう。
電話での解約受付は、その時の混雑状況により1週間~2週間程かかる時もあります。楽天銀行公式HPからは即時解約できますが、電話は少々時間がかかると覚えておきましょう。
解約時に楽天銀行デビットカードの代金引き落としが済んでいない場合、使用したお店に請求先の変更連絡が必要です。決済が済んでない状態で、口座解約しても、代金は必ず支払うようになりますので注意しましょう。
注意:新型定期預金は中途解約できない
楽天銀行では、基本、新型定期預金は中途解約できないことになっています。
どうすることもできない事情があり、解約したい場合は、ためしにカスタマーセンターに事情を説明してみましょう。ですが、禁止事項の新型定期預金の中途解約は、元本割れや解約手数料が必要になることもありますので心しておきましょう。
また、下記サービスを利用中の場合、事前に各口座の解約が必要です。
- 個人ビジネス口座を開設している
- 外貨預金、投資信託、新・楽天銀行FXを利用している
- 公営競技サービスに登録している
先に各口座の解約を行ってから、解約の手続きへと進む順番になります。特に公営競技サービスは、解約前に「資金の清算手続き」を先に完了することが必要なので覚えておきましょう。
解約後、口座残高から振込手数料が差し引かれること、新型定期預金の解約は手数料が必要なこと以外、楽天銀行の口座を解約することに特にデメリットはありません。
ポイント:長期間利用しなくても口座は存在する
楽天銀行の口座は、たとえ長期間利用しなくても凍結や削除される心配はありません。解約しない限り、口座はそのままあり続けます。長年口座を放置していても、手数料等は発生せず無料です。
どうしても口座を整理しておきたい時以外は、ネット銀行の楽天は何かと便利ですので、残しておいても不都合はないでしょう。
以上、楽天銀行の解約の方法でした。
【公式】楽天銀行(Rakuten)
https://www.rakuten-bank.co.jp/