オリックス自動車のカーリース「いまのりくん」を解約する方法【むずかしい】
2018/07/12
ORIXのいまのりくんとは
オリックス自動車のいまのりくんはネットで契約できるカーリースです
いまのりくんは、カーリース大手のオリックス自動車が、個人向けに提供している自動車リースサービスです。
毎月定額のリース料を支払うことで、契約期間中は好きなクルマに割安な料金で乗ることができる仕組みです。
リース終了後にクルマを自分のものにできる、独自のリースプラン、いまのりセブンやいまのりナインも人気です。
カーリースとローンの違い
お金を借りるか車を借りるかが違います
自動車ローンやクレジットは、車を買うためのお金を借りる仕組みですが、カーリースは車を借りる仕組みです。
マイカーローンやクレジットの場合、3年ローンなら3年間と、決まった期間で借りたお金を返していくので、車は自分のものです。
リースの場合は、3年リースなら3年間、5年リースなら5年間と、あらかじめ決まった期間リース料を支払って車を借りるので、車はリース会社の持ち物で、期間が終了すると返却する必要があります。
一定期間は解約できないのがカーリースの基本です
リース会社はあなたに貸すために車を買って、その車を一定期間あなたに貸し出すわけですから、「契約終了時点で新車購入費用の元を取れるか」という観点でリース料を決めて、「契約期間終了まで、リース料を支払うことができるかどうか」という観点で審査をするわけです。
そのため、リース契約は、最初に決めた契約期間の途中で解約することは想定していません。
つまり、リース期間の途中で、他の車に乗り換えたくなったとしても、途中で解約することはできないのがカーリースの基本です。
カーリースの契約は絶対解約できないの?
こんな時にはリースを例外として解約できる場合も
カーリースは基本的に途中解約できませんが、例外的に解約できる場合があります。
(リース契約にはオープンエンド、クローズエンドなど様々な方式がありますので、詳しくはご自身でご確認ください)
盗難にあった場合
カーリース対象の車が盗難にあった場合には、リース契約は解約となり、中途解約金が請求されます。
事故等により全損になった場合
カーリース対象の車が、事故などで修理できない状態(いわゆる全損)になった場合も、リース契約は解約となり、中途解約金が請求されます。
その他やむを得ない場合
その他、やむを得ない理由により途中解約を申し入れ、リース会社がそれを認めた場合、リース契約は解約となり、中途解約金が請求されます。
いまのりくんも途中解約できないの
いまのりくんシリーズは契約期間の途中で解約できるようになる便利なプランがあります
通常のカーリース契約は、リース期間が終わるまで解約することはできませんが、オリックス自動車のいまのりくんには、一定の期間を過ぎると、いつでも解約できるプランが用意されています。
いまのりくんは2年経過以降いつでも解約できる
5年契約となる「いまのりくん」の場合、2年経過後ならいつでも車を返却して解約することができます。
2年経過後なら中途解約金が発生しませんが、大きな損傷があるなど車の状態によっては費用がかかる場合もあるようです。
また、2年経過していない場合には、残契約期間分のリース料を全額支払い、車を返却することで解約ができます。
いまのりセブンは5年経過以降いつでも解約できる
7年契約となる「いまのりセブン」の場合、5年経過後ならいつでも車を返却して解約することができます。
5年経過後なら中途解約金が発生しませんが、大きな損傷があるなど車の状態によっては費用がかかる場合もあるようです。
また、5年経過していない場合には、残契約期間分のリース料を全額支払い、車を返却することで解約ができます。
いまのりナインは7年経過以降いつでも解約できる
9年契約となる「いまのりくん」の場合、7年経過後ならいつでも車を返却して解約することができます。
7年経過後なら中途解約金が発生しませんが、大きな損傷があるなど車の状態によっては費用がかかる場合もあるようです。
また、7年経過していない場合には、残契約期間分のリース料を全額支払い、車を返却することで解約ができます。
リース契約はおすすめだけどよく考えて
選択肢としておすすめですが解約のことも考えて検討しましょう
リース契約を途中解約する場合は中途解約金を支払う必要があります。
中途解約金の金額は、その都度計算され、車の状態にもよりますので一概には言えませんが、リース料の残月数分を支払うのが基本です。また、車もリース会社に返却する必要があります。
基本的に中途解約するメリットはなく、やむを得ない理由で、リース契約を続けることができなくなった時の救済措置であると考えてください。
支払いが安く固定になるなどメリットも多く、人気があるいまのりくんですが、契約前にリース契約の条件をよく確認して、納得してから契約しましょう。
自分のライフスタイルを予測するのは難しいですが、迷ったら可能な限り短い期間でリース契約を結んでおいて、どんどん新車に入れ替えていくのがおすすめの利用法です。
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