【期限が切れたらこうなる】 コストコ 会員を解約する方法と注意するべき3つの落とし穴【かんたん】
2018/06/26
- 最近コストコに行かなくなったので解約する方法を知りたい
- 解約すると支払った年会費はもどってくるのか知りたい
- コストコ会員を解約するデメリットを知りたい
コストコとは
買い物に年会費が必要な会員制のお店です
コストコこと、コストコホールセールジャパンは、アメリカ生まれの会員制ホールセールクラブと呼ばれる業態のお店です。
ホールセールとは卸売の事。
個人の会員も多いのですが、もともとは店舗や飲食店などを経営する個人事業主や企業への卸売をメインターゲットとしているので、会員制をとっているわけです。
実際にコストコの売上比率は、法人会員であるビジネスメンバーの方が多いという話もあります。
コストコは日本に会員制スーパーという業態を持ち込み、定着させてきたと言えますね。
2016年9月 年会費が値上げされました
コストコは会員制のため、年会費が必要です。
個人向けのゴールドスターメンバーと法人・個人事業主むけのビジネスメンバーがあります。
年会費は2016年9月に値上げされ、個人が対象のゴールドスターメンバーの場合、税抜 4,000円 が 税抜 4,400円 となりました。
- ゴールドスターメンバー(個人) 4,000円
- ビジネスメンバー(法人・個人事業主) 3,850円
- ビジネスメンバー追加会員 3,500円
ちなみに、1999年にコストコ日本上陸第一号の福岡県久山倉庫店がオープンしてから、年会費の値上げは1度もありませんでした。
その間、配送サービスや調剤薬局、セルフガソリンスタンドなど、会員向けサービスは充実し続けてきましたが、年会費が値上げされたのは2016年が初めてとなります。
コストコの年会費は何回行けば元を取れるのか
毎月行くなら月340円ですみます
年会費制ということで、入会をためらう人も多いですが、実際年会費のモトが取れるかどうかは気になるところです。
家電や家具など、大きな買い物をするなら、4000円の年会費でも1回の買い物でペイできると思います。
比較的コストコに行きやすく、月1回のペースで生鮮食品やお菓子などを購入する場合だと、年会費は月340円相当になります。
普通の買い物でも、駐車場代で300円くらいはかかってしまう事があると思うと、年会費4000円はそう高くないのかもしれません。
逆に、年に数回しか行かないのなら、元を取れないかもしれません。
年会費のモトを取るという考え方もわかりますが、ここは一旦捨てて、ちょっとしたテーマーパークに行く気分でコストコに出かけるという考え方もアリではないでしょうか。
コストコ会員はいつでも解約できるって本当?
いつでも解約できるのがコストコ会員のメリットです
コストコの店舗が遠くてなかなか利用する機会がない、お目当ての商品が販売終了になってしまった、年会費がちょっと高いなど、解約を検討している人もいるかもしれません。
そんな時には、思い切って一旦解約してしまうというのも一つの方法です。
コストコメンバーは、いつでも解約できる上に、一旦払った年会費も全額返金されるのです。
コストコは年会費までもが100%保証の対象です
実は、コストコの売りである100%保証は、取り扱っている商品だけでなく年会費までもその対象なのです。
- 商品保証:全商品について、会員の皆様に万一ご満足いただけない場合、商品と引き換えに、代金を全額返金致します。
- 年会費保証:会員の皆様がコストコホールセールのシステムやサービス内容にご満足いただけない場合、有効期限内であれば年会費を全額返金いたします。
コストコメンバーの解約と年会費の返金は、コストコ会員に提供されている100%保証の一つとして明記されています。
つまり、いつでも退会できること自体が、コストコ会員のメリットなのですね。
コストコのサービスが支払った年会費に見合うものとして満足できなければ、コストコ会員を途中解約できるだけでなく、有効期間内であれば、入会した当日でも最後の1日でも年会費の全額が返金されるというわけです。
逆に言うと、年会費を払っても、1年以内に退会すれば年会費が全額戻ってくるという点で、コストコ会員の入会はノーリスクだと言えるでしょう。
コストコ会員の解約手続きは難しいの?
解約手続きはほんの数分であっという間に終わります
コストコ会員をいつでも解約できて、年会費の全額返金が受けられるのは、コストコ会員のメリットとしてうたわれている事なので、解約の手続きもあっけないほど簡単です。特に引き止めもありません。
最寄りの倉庫店のメンバーシップカウンターに、家族カードを含めたすべての会員証をメンバー本人が持参して、退会したいと伝えればスムーズに手続きしてもらえます。
すでに支払い済みの年会費も、全額その場で返金されます。
解約の手続自体は、何もなければ数分で終わりますが、メンバーシップカウンターが混雑していると待ち時間がかかる場合もあります。
解約手続きは本人がメンバーシップカウンターに行きましょう
家族会員の解約を含めて、会員本人が解約手続きを行う必要があります。
会員の死亡など特別な事情がある場合は、手続きについてメンバーシップカウンターに相談してみてください。
また、電話やインターネット、郵送による解約手続きはできません。
コストコの各種手続きは、会員本人が最寄りのメンバーシップカウンターで手続きするのが基本です。
コストコ会員を解約するときの注意点
コストコ会員の年会費が戻ってこないケースがあります
コストコ会員の有効期間は、会員更新月から1年間です。
会員更新月から1年以上経過してしまっていて、その後更新がされていない場合には、手元に会員カードがあっても、年会費を支払わないと有効な会員にはならず、買い物もできません。
また会費を払ったタイミングによっては、カードに記載されている入会月とズレている場合もあります。
年会費が戻ってくるのは、有効な会員期間が残っている場合のみです。
有効期間終了日を1日でも過ぎた状態で解約しても、年会費は戻ってきませんので、注意しましょう。
コストコ会員の解約後1年間は同居の家族を含めて再入会できません
コストコメンバーを退会すると、退会後1年間は再入会を拒否されます。
また、同じ住所に住んでいる家族も1年間新規に会員登録ができなくなります。
解約したことを知らない同居の家族が、コストコ会員に新規入会しようとしても入会を拒否されてしまいますので、解約する場合には家族にも知らせるなど注意が必要です。
なお、退会から1年すぎれば、なんの問題もなく新規入会が可能です。
ちなみに、コストコの会員証は、裏面にValid at COSTCO worldwideと記載されている通り、日本国内の倉庫店だけでなく、全世界のコストコで使用できますから、引っ越ししても解約する必要はなくそのまま使えます。
過去に購入した商品の保証や返品交換ができなくなります
コストコメンバーを退会すると、それまでに購入した商品の返品交換など、コストコの特徴である100%保証も対象外となります。
100%保証は、あくまでも会員向けのサービスなので、退会してしまうと会員時代に購入した商品も返品ができなくなるというわけです。
コストコで買い物をした後にサービスカウンターに寄って解約することができますが、解約手続き後はその日の購入分も返品交換ができなるなります。
また、2018年からマスターカードブランドで発行される、コストコ提携のクレジットカードコストコグローバルカードのキャッシュバックもコストコ会員対象なので、年1回のキャッシュバックを受けとる前に解約するとポイント還元が受けられなくなります。
コストコ年会費を払わないデメリットは
次の買い物のときに払えば基本大丈夫です
コストコ年会費を支払わないまま、会員の有効期間が過ぎてしまった場合でも、すぐ自動退会になるわけではありません。
会員証は有効期限切れになるので、年会費を支払わないと買い物はできませんが、次の買い物のときに年会費を払えば有効期限が復活します。
会員カードが有効期限切れになっても、有効期間終了から2ヶ月以内に年会費を支払うと更新期間がそのまま延長されます。
また、3ヶ月以上過ぎてから年会費を支払った場合には、支払った月から1年間が有効期間になります。
すでに有効な会員期間が過ぎている場合にも解約はできますが、年会費が戻ってくるわけでもありません。
わざわざ解約するメリットも特にないのではないかと思います。
以上、コストコ会員を解約する方法でした。
http://www.costco.co.jp/