契約者が死亡した UQ WiMAXを解約する方法【難易度:ふつう】
2018/05/09
UQの契約者が亡くなったら
手続きが必要です
親族が亡くなった場合、残された方は様々な手続きを取る必要があります。
そんな中で、忘れがちなのが、モバイルWiFiルーターなど、UQ WiMAXの契約です。
どんな手続きが必要なの
まずWiMAX契約先の特定が必要です
UQ WiMAX以外にも、たくさんのプロバイダやMVNO事業者で同一の機種を取り扱っているため、モバイルルーターを見ただけでは、契約先を特定することができません。
契約情報は各事業者がそれぞれに管理しているため、間違いなく手続きを行うためには、契約書やクレジットカードの明細などから契約先を特定する必要があります。
ここでは、UQコミュニケーションズと契約している UQ WiMAX に関して、契約者の方が死亡した場合の手続きを記載しています。
UQコミュニケーションズとのWiMAX契約で取れる選択肢
亡くなった方がUQ コミュニケーションズとの UQ WiMAXの契約者だった場合、考えられるパターンは以下の2つがあります。
契約者死亡として契約をやめる「解約」
使用する予定がない場合に、契約者死亡を届け出て解約する方法です。
解約手続きが完了した時点で、WiMAXの通信は使えなくなりますが、モバイルルーター本体は遺品として残すことができます。
家族が契約を引き継ぐ「承継」
亡くなった方の契約をそのまま家族などが引き継ぐ方法です。
この手続をUQコミュニケーションズでは「承継(しょうけい)」と読んでいます。
契約者の名義が変わりますが、料金プランや請求金額などは変わらずそのまま使い続けることができます。
もちろん、モバイルルーターの手元に残りますし、通常の契約と同じくプラン変更などもできます。
故人のWiMAX契約を変更する手続きと注意点
対応方法を決めたら解約手続きへ
どのパターンにするか決めたら、必要な手続きをしましょう。
これらの手続きは、すべてUQお客様センターへの電話と郵送で行う必要があります。
UQ通信サービス解約届はダウンロードできますが、記入方法や必要書類について、あらかじめUQお客様センターに確認してから手続きした方がいいでしょう。
契約者死亡として「解約」する場合
解約手続きに必要なもの
解約手続きに必要な物は以下のとおりです。
- UQ通信サービス解約届
- 本人死亡が確認出来る(死亡の事実が判る)書類
本人死亡が確認出来る(死亡の事実が判る)書類とは、契約者の死亡が確認できる書類のことです。
具体的には、戸籍謄本や死亡診断書、葬儀の案内状などで、コピーでかまいません。
あわせて、手続きをする人(代理人)の本人確認書類(コピー)も同封が必要です。
手続きは郵送ですので、書類がUQお客様センターに届き次第の解約処理になりますので、一定の日数がかかります。
家族が「承継」する場合
承継手続きに必要なもの
承継手続きに必要な物は、以下の3点です。
- UQ通信サービス承継/改姓・改称届(個人)
- 戸籍謄本(コピー可)
- 契約者の死亡が確認出来る書類(コピー可)
- 承継者の本人確認書類(コピー)
戸籍謄本は、承継者/被承継者両者と続柄が記載されているものが必要です。
本人死亡が確認出来る(死亡の事実が判る)書類とは、契約者の死亡が確認できる書類のことで、具体的には、戸籍謄本や死亡診断書、葬儀の案内状などです。
あわせて、契約を引き継ぐ人の本人確認書類(コピー)も同封が必要です。
何も手続きをしないとどうなるか
「承継」や「解約」の手続きをしないと、当然ながらUQコミュニケーションズは契約者が亡くなったことを知ることができません。
そのため、亡くなった契約者の名前で毎月の料金請求が続きます。
クレジットカードや引き落とし口座の解約が手続きされていると、最終的には、通常の契約と同じように、料金滞納による強制解約になります。
そして、未払料金の支払いについて、UQコミュニケーションズからの督促状や内容証明郵便が届くことになります。
亡くなってしばらく経った頃に、故人宛の督促状が届くというのも、気分のいいものではありません。
忙しい日々を過ごされているかとは思いますが、UQ WiMAX の解約手続きは早めに行っておくことをおすすめします。
http://www.uqwimax.jp/support/wimax/